前回の投稿では、創業融資を受けるための準備として自己資金の額、

自己資金を貯めた経緯について述べています。

創業融資を受けたいと金融機関に申し込みをした際には、

金融機関の担当者との面談があることも述べています。

 

創業融資にて金融機関の担当者のと面談に際しては、

預貯金通帳の持参を求められます。

 

通帳の持参が求められる理由としては、

自己資金の額と貯めてきた経緯について確認するのですが、

それ以外にも、見るポイントがあるのです。

 

それは、日常生活の引き落としが、

毎月支払うべきものが支払う日に支払っているのか、

引き落としされているのかということを確認しています。

家賃や水道光熱費、携帯電話の料金といった日常生活の支払いについて、

預貯金口座からの引き落としの場合、

期日通りに支払われているのかということです。

 

融資の返済は、利子や元金の返済が期日通りに返済することは当然です。

創業融資では、金融機関の担当者はあなたのことを知りませんので、

約束通り支払いをしてくれそうな人なのかを確認するためにも、

通帳による日常生活の支払い状況を確認するのです。

 

そこで、「通帳はありません。」と説明する、通帳を見せないというのはやめた方がよいです。

信頼関係が構築できずに「がた落ち」となり得ます。

 

創業して、金融機関から融資を受けることを考えたら、

預貯金通帳を見直して、

期日通りに支払いが行われていること、

カードローンなどの金利が高いところへの支払いが明細にないこと、

不自然な高額の引き落としが無いことなど、

通帳をきれいにすることも準備の1つです。