夢を実現して創業時にお金を借りる。資金調達の救世主!創業融資のイロハを解説。
こんにちは。
大阪府大東市にて建設業許可や電気工事業登録、産業廃棄物収集運搬業許可、その他の
許認可業務の申請、会社設立や創業融資の起業支援など事業者様に寄り添った活動を
している濱元行政書士事務所の行政書士 濱元英徳です。
これから数回の投稿で、創業する前、会社設立した創業後5年程度の内に事業資金を借りる
ことの基本的な情報提供をしてきます。
創業融資とは?
創業時に必要な資金を金融機関から借りるためことを「創業融資」といいます。
この融資は、事業を始める際に大きな資金が必要となる中で、自己資金だけでは賄えない
創業費用総額の不足部分をサポートするものです。
今回の投稿のテーマとして、
創業融資を充分に借りるため、創業者が知っておくべき基礎知識 はじめに
として投稿します。
日本政策金融公庫の調査結果
日本政策金融公庫では、新規開業企業の実態を把握するため、毎年「新規開業実態調査」を
実施して、開業者の属性や開業費用など時系列で比較可能なデータを中心に蓄積し、新規
開業企業の実態についてその特徴を分析しています。
出典:日本政策金融公庫 「2023年度新規開業実態調査」PDFファイル
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kaigyo_231130_1.pdf
昨年度に実施された「2023年度新規開業実態調査」では、日本政策金融公庫国民生活事業が
2022年4月から同年9月にかけて融資した企業のうち、融資時点で開業後1年以内の企業7,032社
にアンケートして、回収数は1,789社の回答結果から分析しています。
日本政策金融公庫「2023年度新規開業実態調査」10ページの図-14 資金調達額では、開業時
の資金調達額は平均1,180万円となっています。
資金調達先は、「金融機関等からの借り入れ」が平均768万円(平均調達額に占める割合は65.1%)、
「自己資金」が平均280万円(同23.8%)となっています。
これは、創業に際して金融機関からの借入をして開業しているという図になっています。
創業融資が必要な理由
「創業」するには、事務所の準備資金(賃貸であれば敷金礼金、家賃)、内装工事、機械器具・車両
などの設備資金、材料・商品仕入といった多くの運転資金が必要であり、創業者の多くは創業するため
に必要な資金(創業総額費用)の3割弱しか持っていないということになります。
「創業」というあなたの強い夢・願望をかなえる為には、創業に必要なあと7割以上の資金を確実に
創業融資で調達出来るかどうかがとても重要なポイントとなります。
それができなければ、創業することが困難であり、創業してスタートダッシュできなければ機会損失
といえます。
日本政策金融公庫「2023年度新規開業実態調査」4ページ図-4 開業直前の職業を見ると、創業者の
多くは、創業前にどこかに勤務していた人たちです。
勤務していた際には、創業する事業の業務経験は充分に積んでています。
業務経験をしっかり積んでいるからこそ、創業者する人の多くは銀行との融資交渉の経験はなく、
「今まで事業に必要な資金」を借りた経験がないといえます。
事業のための融資、創業融資を借りることが初めての方ばかりです。
初めてだからこそ、どこに申し込めば良いか、どんな準備をすれば良いのか、確実に創業融資を借りる
ことができるのか、その方法が分からずにいます。
創業融資を成功させるためのポイント
-
準備を怠らない: 融資を受けるためには、事前の準備が重要です。
創業計画書の作成や損益予定表、資金繰り表などの必要な書類の準備はしっかり行いましょう。 -
適切な金融機関の選択: どの金融機関に申し込むかも重要な要素です。
当事務所では、日本政策金融公庫の創業融資や信用保証協会付融資、地域密着型の民間金融機関を選ぶ
サポートを行います。 -
専門家の相談を活用する: 創業融資に精通した専門家に相談することで、成功率を高めることが
できます。
濱元行政書士事務所のサポート
濱元行政書士事務所にも、創業者(建設業者が多いのです)から
「独立開業した際に融資を申し込みたいけど、創業融資をいくら借りることができるのか」
「銀行出身の○○○○に頼んで創業融資に申し込んだけれども、創業融資を断られてしまった」
という相談が寄せられます。
創業の相談者からの話を聞いていると、融資について充分な知識がない、金融機関に対して充分な
情報提供できないままに融資申請しているケースがあることも感じます。
創業融資を充分に借りるためには、どこに申し込めば良いか、どんな準備をするのかといったコツを
おさえた準備が必要です。
濱元行政書士事務所では、創業者が直面する様々な課題に対し、個々の状況に合わせた最適なサポートを
提供しています。
そこで「創業者が創業融資を満額借りるために知っておくべきこと」をこれから、順次投稿する予定です。
あなたの夢をかなえるため、創業したいと強い思いを持って準備をしてきた創業です。
創業融資を充分に借りることで、軌道に乗る前に資金不足にならないよう、計画的な資金繰り、会社
経営をしていきましょう。
最後に
創業融資を充分に借りることで、事業のスタートをスムーズに進めることができます。
次回以降の投稿では、「創業者が創業融資を満額借りるために知っておくべきこと」を順次紹介していきます。
あなたの夢を実現するために、ぜひ一度濱元行政書士事務所にご相談ください。
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